名牝中の名牝・トウメイとスターロッチ

トウメイは約50年前の競走馬で、牝馬でありながら、いろいろな記録を作っています。
顕彰馬に選ばれていないのが不思議なほどの実績を残しています。

トウメイの父はシプリアニ、母はトシマンナ。
シプリアニはヨーロッパから輸入された種牡馬で、日本でダービー馬ヒカルイマイなどを輩出しています。

天皇賞秋ではスピーデーワンダー、有馬記念ではコンチネンタルを破っています。
生涯で31戦しており、そのうち半数以上の16勝を挙げています。
年度代表馬にも選出されていて、誰もが認める名馬でしょう。
そして母として、天皇賞を制したテンメイを生み、ホクメイの母でもあります。

スターロッチはオークスと有馬記念を勝っている名牝です。
トウメイより少し年上ですが、ほぼ同年代です。
父はハロウェー、母はコロナ。
子孫が活躍していることもあり、スターロッチ系も確立されました。
競走馬としても優秀ですが、繁殖牝馬としてはそれ以上に素晴らしい馬だったのです。

近頃は牝馬が活躍することも増え、名牝と呼ばれる馬もたくさんいますが、今から50年ほど前にこれだけ素晴らしい成績を収めたというのは立派なことです。
トウメイとスターロッチが日本の競馬界に残したものはとても偉大で大きなものでした。